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小学校の仮入学 | 小学生ママのお作法

小学校仮入学の前に知っておきたいこと

お作法

仮入学って、何をするの??

何に気をつけたらいいの??

小学校仮入学でやること

 そろそろ、新1年生の仮入学の時期ですね。就学時健康診断の際に入学する学校へ行ったという家庭も多いでしょう。入学準備がいよいよ始まるのが、仮入学です!地域によっても差があると思いますが、以下のことをしている学校をよく聞きますので、要チェック事項を解説していきます。

保護者に向けて

・各種提出書類の配布

・準備物の説明

・学校のきまりの説明

・入学までに身につけさせてほしいことなどの説明

子どもに向けて

・上級生との交流会

・交通安全教室

各種提出書類の配布【保護者】

 仮入学の際に、お子さんの氏名や住所の提出を求められた方も多いのでは?戸籍謄本に登録されている漢字や住所を正確に記入しましたか??戸籍を提出する必要は全くないのですが、「富」「冨」など区別がつきにくい漢字を学校から電話で聞かれたりすることがあります。PCなどで変換できない「外字」の場合もそうです。氏名を書く書類はとても多いですが、他の字と紛らわしくないように、はっきりとていねいに書きましょう。印象も良くなりますよ。

 住所だけではなく、保健関係の書類や家庭環境についての書類は、内容が多かったり、どこまで書けばいいのかわかりにくかったりして、悩まされますね。保健関係は母子手帳を見ながら正確に、アレルギー関係は医師の診断をもらったものだけを書きましょう。(ちなみに牛乳が嫌いだからという理由でアレルギー項目に書く親御さんもいらっしゃいます。カロリーやカルシウムなど、嫌いにしておくにはもったいない食品ですが。)家庭環境についての書類は、家の位置はネットの地図などをスクショして保存・印刷して貼り付けると簡単ですし、学年が上がって再度提出するときにも簡単です。絶対に必要なのは、確実につながる緊急連絡先です。子どもの発熱や予期せぬ怪我などで、すぐに保護者に引き渡す必要があるときに、つながらないことがあるのです。携帯以外にも、職場の電話番号は必須です。職場の名称や部署が書いていないと、担任はとても困りますので必ず書きましょう。私は、看護師のお母さんの勤務先に電話をしたとき、受付から「どこの病棟ですか」と聞かれて困ったことがあります。すぐにつながるように、書いておきましょう。迎えを待つ子は、1分1秒を長く感じながら待っています。

準備物の説明【保護者】

 学校ごとに、入学までに準備をする物は違います。お子さんの入学が近くなると、親子共々嬉しくなって、いろいろな物を早くそろえたくなりますね。せっかく買ったのに使えないとなると残念なので、準備物は仮入学などで説明を受けるまで、準備するのは待ちましょう。(先輩ママに聞いていても、昨年度と違うこともあります。)

 悩ましいのが、細かく大きさの指定された布袋類です。体操服袋、給食袋、靴袋など、既製品で揃えにくいものがあります。子どものお気に入りの布で作ってやれたら一番なのですが、我が家のようにミシンも時間もない家庭では、外注で満足でした。我が家は、子どもと手芸店に行って布を選び、サイズを伝え、その店で作ってもらいました。インターネットでも、作ってくれるサービスがたくさんありますね。ここでの落とし穴は、似たようなサイズの物を、100均など既製品で揃えることです。机の横にかけた袋が床に付き、蹴ったり引きずって汚れたりする子をたくさん見てきました。入れにくい形の袋を、あまり器用でない1年生が持ってきて、道具の出し入れが上手にできずに活動に遅れたりするのを見ると、かわいそうでした。少し高くても、指定されたサイズでそろえると、お子さんの学校生活の強力な味方になってくれますよ

 文房具類も消耗品だからといって、たくさん揃えてしまうのは待ってください。1年生にふさわしい文房具を、学校が細かく指定していることがあります。これは、それぞれの学校がかかえる事情によるところが大きいです。指定が多い学校ほど、今まで指導に苦労をしているのだと思います。1年生にとって使いやすい文房具は、大人にとってよいものとは全く違います。これについてはいくつか別の記事で紹介しますので、こちらをご覧ください→(小学生の筆箱、小学生の鉛筆)ノートなどは学校で一括購入することがほとんどです。1年生のノートの指導は非常に大変なことですから・・・。子どもが学校で活躍できるように、トラブルに巻き込まれないように、丁寧な準備をしてあげたいですね。

学校のきまりの説明【保護者】

 「校則」と聞くと、嫌な感じがしますよね。ブラック校則という言葉も一般的になり、きまりの説明では納得いかない保護者からよくご意見をいただきます。ただ、ほとんどの学校のきまりには、理由があるのです。特に小学校のきまりは、子どもが落ち着いて、トラブルや怪我がなく、混乱しないように存在するものがほとんどです。自分の子がきまりを守らなくて損をしなくても、まわりの子や担任を困らせることはよくあります。自分の子が困っていないからと、きまりを守らない保護者がいると、担任は1年間その心労と付き合うことになるのです。

 特に注意したいのは、服装や髪型です。1年生の担任をしたときに、髪の長い女の子が、字を書くたびに前に出てくる後ろ髪をかき分けながら、髪の毛の隙間に字を書いていることがありました。消しゴムをかけるときにも、毛を一緒にこするのです。髪の毛が自分の給食のお皿に入っている子も珍しくありません。親は、かわいいからと、ヘアアレンジを凝っているのでしょうが、「学校のこの姿を実際に見せたい・・・」と何度も思ったものです。前髪は短く、またはまとめる。長い髪は後ろで束ねる。子どもはそれで十分かわいいですよ。(ちなみに黒いピンの落とし物は毎日のようにあり、持ち主が見つかることは、ほとんどありません。)最近は寒いからと、男子のズボンにレギンスを重ね着させる心配性の保護者もいますが、体育の前の着替えで実はすごく時間をとっています。そして学校では、レギンスですごく暑そうです・・・。小学生は大人とは違います。学校生活で子どもが快適にできる準備をするのが、子どもを伸ばす親の条件かと思います。(朝が苦手なおしゃれ女子には、ちょっと編み込みをしてあげると喜んで登校することもあるようですね(^^))

入学までにできるようになってほしいこと【保護者】

 これは書き始めると長ーくなりますので、それぞれの学校から出された説明を熟読してください。チェック項目が配られた方もいるのでは??必ず書いてあるのは、正しい生活習慣を身につけさせておいてほしい困ったことを自分で言えるようにしておいてほしい、といったところでしょうか。これができていないと、学校は安心して学べる場ではなくなってしまうのです。寝不足でイライラして授業妨害してしまう子、指示が分からずに泣いてしまう子、学校で言えなかったことを家で親に言って担任とのトラブルに発展する家庭・・・。学校生活がうまくいかないのはつらいことですね。学校に通い始めたら、その子は親の物ではない一人の人間であること、子どもの世界全てを親が理解することは無理なこと、親が心配しすぎて、口や手を出しすぎていいことにはならないこと、をお伝えしておきます。私はいろいろな保護者と出会って、子どもの笑顔のためには、親の心の準備がとても大切だと思っています。

上級生との交流会【子ども】

 保護者が説明を聞いている間、上の学年と交流をする学校も多いですね。仮入学では、学校って楽しいところだな!と思って帰ってきてほしいですね。実はこの日のために、上級生は準備をとっても頑張ってきています。年下になれていない子もいる中で、「新1年生楽しんでくれるかな?」と不安もいっぱいの上級生たちなのです。保護者から見て頼りない上級生もいるかもしれませんが、ぜひ、「うちの子もこんな風になってほしいな」という上級生を見つけてください。できたら御礼を言ってあげてください。新1年生が帰った後の上級生たちは、「疲れた」と言いながらも、達成感たっぷりの顔をしているのです。もちろん我が子に、「楽しかったね!」「お兄さんお姉さん優しかったね」という声かけも忘れずに!

交通安全教室【子ども】

 登下校は、個人でしょうか?集団でしょうか??これも地域や学校によって違いますね。子どもの事故が多いのが、新1年生と言われています。大人が見ていても、とっても危なっかしいですね。交通安全教室がある場合には、親子で交差点の渡り方や歩き方を学んでおきましょう。小学生は大人とは違います。手を挙げる、「合い言葉」で確認する。大人はやらないことでしょうが、交通安全の動作や「合い言葉」には、子どもの事故を防ぐ効果があります。親もいっしょに外を歩くときには、恥ずかしがらずに一緒にやりましょう。周りから見ると微笑ましいものですよ。

以上、仮入学で役立てていただきたことを書いてみました。

お子さんの進学って、わくわくしますよね。

義務教育のスタートは、自分の人生を造り上げるスタート地点といってもよいでしょう。

力強く歩めるよう、しっかりサポートしてあげたいですね。

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