小学生2学期スタートやることリスト

お作法

もうすぐ2学期

 長い長い小学生の夏休みも、あとわずか。近年この時期になると、学校が苦手な子へのメッセージがいろいろな方から出されるようになりましたね。とはいえ、別にいやではない子、むしろ学校が始まるのが楽しみな子もかなりの数いるようです。2学期のスタートが気持ちよくきれるように、親が出来るサポートをリスト化してみました。

①おたよりを読み返す

 おたよりを見ながら、宿題と持ち物の最終チェックをしましょう。子どもがチェック印をつけながら、通学カバンに入れるとよいです。宿題をやったつもりが、まだ残っていたということも防げるので安心です。意外と多いのが、親へのお願いを見落としていることです。アサガオなどの鉢は、学校に持ってくるよう書いてありませんか?行事や授業の準備で、新たに用意するものがありませんか?他の子は揃えてもらっているのに、我が子だけなかった、ということは防ぎたいですね。

②学習用具の整理・補充

 絵の具などの消耗品の補充は終わりましたか?子どもの「大丈夫」はあてにならないことも多いです。足りないものを買い足したり、壊れたものを修理したりして、学校で力を出し切れるようにしてあげましょう。体操服や上靴のサイズは小さくなっていませんか??帽子のあごひもは、のびていませんか?物差しや下敷きの名前がこすれて消えていることもあるので、手に取って、楽しく指さし確認してみましょう!

③1学期の通知表を振り返る

 3学期制の学校の中には、保護者印を押して学校に通知表を持って行くところもあるでしょう。家庭保管の場合も、1学期の通知表をもう一度出すとよいでしょう。1学期の終わりには、通知表をもらって喜んだり悔しがったりしていても、長い夏休みの間に気持ちも薄れています。1学期の終わりの達成感をもう一度思い出し、「2学期はこれをがんばろう!!」という気持ちをもてるとよいですね。最近は、皆勤賞という言葉も死語になりつつありますが、子どもによっては、休みゼロを励みにしている子もいますね。学習だけではなくて、いろいろなところで頑張り、自信をつけたいですね。

④夏休みを振り返る

 旅行に行ったこと、祖父母や親戚などと過ごした時間、体験活動、地域の行事・・・。長い夏休み中に、いろいろな思い出ができているでしょう。画像や動画を見ながら、楽しかったことを思い出すのもよいですね。2学期が終わったら、クリスマスやお正月です。楽しかった思い出で、充電満タンだね、と話しましょう。

 長い夏休み、いろいろな思い出ができているでしょう。親が忙しく、お出かけに連れていけなかったと申し訳なく思う親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。子どもが自由に使える時間、一人の世界に浸れる時間は、子どもの内面を成長させる大切な時間です。最近は、習い事や塾に忙しく、そんな時間がとれない子がいることも話題に上がっています。ゲームがなくても、習い事がなくても、子どもは自分で工夫して時間を使えます。(むしろ、その時間は必要なものです。)

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