担任は親を比べています!
新しいクラスと担任が決まって、「あたり」「はずれ」と親御さんの方から声が聞こえてきそうな新学期、担任の教員も「今年のクラスの子たちは、保護者はどんな人かな?」と慎重になっているものです。特に若い教員はいくら頑張っていても、心無い言葉を保護者からかけられることもあり、心が折れないように必死です。親から見れば、今までの担任、隣のクラスの担任と比べて、「今年の担任はちょっと頼りないなぁ。」と感じることもあるかもしれません。しかし、見方を変えてみると、新卒1年目の担任も30人ほどの子どもや、その倍の保護者を見ているのです。少し注意したらすぐにクレームが来る子よりも、担任に理解を示す親の子の方が、熱心にかかわって伸ばしてもらえるのです。
学年スタート2日目の連絡帳
新学年のスタートの日は、始業式。多くの学校で新しいクラスや担任が発表されますね。親の中には、その次の日の連絡帳に、「1年間よろしくお願いします。」と新しい担任にメッセージを書く親がいます。忙しい中で、連絡帳に返事を書くのは、担任にとって大変なこと。メッセージが多ければ多いほど、大変です。ですが、私は決してこのメッセージは嫌ではなく、嬉しいものでした。職員室でベテラン同士の会話を聞いていても、「今年は〇人から挨拶が書いてあったのよ~。〇〇さん、丁寧だったわ。」などと、好印象なのです。顔はまだ合わせていなくても、印象アップは間違いありません。
長く丁寧なものも嬉しいものですが、これくらい短くてもかなりの好印象です。
提出物は早めに!
学年のはじめは、提出物が多くて大変ですね。しかも締め切りが近いものがほとんどです。学年はじめの提出物には、子どもに何かあったときの緊急連絡先や、子どもに配慮すること、保健関係など、すぐに学校で必要になるものが多いです。多くの担任は、紙の名簿で、膨大な提出物を1枚1枚めくって、提出・未提出のチェックをします。未提出が多いと、「連絡して提出してもらわなくては。」と仕事が一気に増えるのです。締め切りを過ぎると、いきなり印象がよくありません。忙しくても、すぐに記入して提出しましょう。(一部では始まっているかもしれませんが、早くオンライン化されてほしいものです。)
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