えんぴつと同じくらい欠かせない文房具といえば、消しゴムです。特に小学校低学年にとって、消しゴム選びはとても大切!授業の集中力を大きく左右してくるものです。
学校にぴったりの消しゴムを選んで、お子さんをサポートしてあげましょう!
大手文具メーカーの白い消しゴムよりもいい消しゴムはありません
いい消しゴムは、軽い力できれいに消せる消しゴムです。
消しゴムの消え方をお店で試すことはできませんが、消えやすい消しゴムをまちがいなく選ぶことができる方法があります。
それは、大手の文具メーカーの白い消しゴムを選ぶことです。
大きさは、お子さんの手に合ったものを選びましょう。
カラフルな消しゴムにひかれるかもしれませんし、色つきでも消えやすいと書いてあるものもあります。しかし、白い消しゴムよりも消えやすいものはありません。
小学生の子どもにとって、消えやすい消しゴムはどんないいことがあるのか
よく消える消しゴムを持って行かせると、まちがを早く、きれいに消すことができます。数秒早く消すことができると、それが積み重なって、授業で消す時間を大幅に短縮することができます。時間に余裕が生まれると、問題を考える時間がふえて理解が深まるだけではなく、友達よりも早く問題が解けたり、作文や絵などの作品が満足のいくものになったりします。
子どもにとって、黒板の字を早く書いたり、早く問題をといたりすることは大切です。友だちよりも早くできることで、勉強ができている、学校で頑張れているという実感がもてるのです。
逆に消すのが遅くなってしまうと、自分は遅かった、できなかったという感覚がのこってしまうので、さけたいところですよね。
やり直しをするときにも、きれいに消して直さないと、またやり直しになってしまいます。まちがいがまだ消し切れていないのに、上から字を重ねて書いている子がけっこういます。きれいに消して直すくせをつけるためにも、軽い力ですぐに消せる消しゴムを選んであげたいですね。
白黒い消しゴムを使ってはいけないのか
最近は、黒くて消しやすい消しゴムもありますね。
あえて白をおすすめする理由は、黒は消しゴム本体に記名ができないからです。
子どもは学校で消しゴムのカバーをつけたりはずしたりして手遊びをすることがあります。
消しゴムが真ん中で折れて、落とし物になっていることもあります。
小学校では毎日だれかが無記名の何かを落としており、気がついた子がひろって先生に届けてくれます。
名前のない消しゴムは、持ち主を見つけるのが大変です。
子どもは授業中でも物を落としたり、ひろったりします。
名前があるものは、ひろった子が届けてくれるのでよいのですが、名前が書いてなければ授業を中断して持ち主さがしが始まることもあります。
授業のいちばん大切なところで、落とし物のために中断してしまうと、クラスみんなの集中力がとぎれてしまい、つけたい力をつけることができなくなってしまいます。
消しゴムひとつで授業の進み方がかわってしまう小学校低学年の実態を理解していただくと、文具選びの大切さを感じますよね。
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